好きなこと、達成感や満足感について

私はいい年をして、自分の好きなことが良くわかりません。

嫌だなあと思いながら、やったらやったで楽しかったりすることでも

それが「やっぱり好きなんだね」と言われると、

実際の所、よくわからないのです。

 

とある国のとある田舎町の生活は

毎日、なんだかんだ肉体労働です。

今は、

色々と改良工事中なので、いつも以上のガテン仕事。

業者に頼むと言う選択肢は、

財政難の我が家

かつ、何でも自分でやってきたつれあいの辞書にはありません。

 

この肉体労働が好きかと言われたら、絶対に好きじゃないです。

筋肉痛や腰痛で身体がきしみます。

でも毎日、よく動いてお腹もすくので、ご飯も美味しく食べられるし、

「ああ、今日も実によく働いた」という満足感もあるし、

ベッドに横になった途端、すぐに睡魔が襲って寝付きも良いし、

日々少しずついろんな箇所が改善され、

少しずつとは言え、その成果がはっきりと目に見えるので、

クタクタに疲れるとは言え、ものすごい達成感です。

 

「なんだかんだ幸せなのかも」と思いつつ、

人間、欲張りなもので、

「私の人生このままで良いのか」

「毎日クタクタに疲れ、労働と食事と睡眠以外、何も出来ない人生で良いのか」

と言う疑問が、ムクムクと頭をもたげます。

 

好きなことをしてお金をもうける

好きなことでしあわせに

好きなことして楽しい人生 etc,

こう言ったタイトルを目にするたび、

私の好きなことって何だろうとつくづく考えます。

 

でも反対に、好きなことだけしていたら

人間、欲張りなもので、

それはそれで、もしかしたら

「私の人生、こんなに楽しんでばかりで良いのか」と思うのかも知れません。

 

それでもやっぱり

「私はこれが好き」と言うものをはっきりと持てて

その好きなことをして、過程も大いに楽しめ、

その上、達成感、満足感までもれなくついてくれば最高!

言うことなしだと思います。