知りたくなかった英単語

とある国、とある田舎町で何が悲しいって

家庭内暴力 (Domestic Violence いわゆる DV) が半端なく多いこと

人がここまで意地悪に、残酷になれるのかってことを

身近で見聞きすることです。

 

DV の場合

FVO (Family Violence Order) もしくは

AVO (Apprehended Violence Order 家庭内暴力が懸念される場合) が出されます。

  大抵は夫(男性)が対象ですが、妻(女性・男性)や夫(女性)に出されることも。。。

 こんな英単語、見たことも聞いたこともなかったのに

 とある田舎町の日常会話にたんと出てくる、ほぼ誰もが知ってる言葉・・・

 特に自分の知人が苦しんでいるのを見ると本当に悲しい・・・

 

程度にもよりますが、どちらも敷地50m以内に入れないなどの

接近禁止が Abuser (暴力を振るう人)に言い渡されます。

これまた程度によるので、公共の場には適応されない場合も!(then what’s the point???)

これを破る(breach)行為は、犯罪とみなされ、逮捕 (arrest)されます。

 

妻に唾や水をかけたり、物を投げつけたりする夫もいます。

  (Physical Abuse / Emotional Abuse)

 こう言う夫に限って、殴ってない、蹴ってないから暴力じゃないと言い張る 💢

 

実際

Abuse にはゲンコツや平手で殴る、足蹴りするなどだけでなく

上記のタイプの Physical ・Emotional Abuse に加え

 Financial Abuse

 Sexual Abuse

 Neglect(世話をしないこと、子どもの場合は育児・養育放棄)

 Child Abuse などなどがあるそうで、

   この child abuse も上記のカテゴリーが適用されます。

 

私の身の回りで起こっているのは

例えば

家や土地を別居している妻の名義にして、

いかにも妻が裕福なように見せかけて助成金を受け取れないようにし、

子どもがいるのにほんの少しの生活費しか渡さず

固定資産税も家のローンもユーティリティー代も全て妻宛に送りつけ、

金銭的に困窮させ(Financial Abuse)自分の元に戻って来させようと工作する別居夫

 

子どもの腕を掴み、脅し、無理に言うことを聞かせようとする親(Child Abuse

 

子どもが自分に会いたがらないからという理由だけで

子どもが出たがっているにもかかわらず

その大会出場は絶対阻止してやるとコーチに宣言する別居親 (Child Abuse)

 

「誰々の子と比べてお前は怠け者だ、できが悪い、みっともない」などと

子どもを他の子と比べてこき下ろし、脅す親 (Child Abuse)

 

侮辱メールやメッセージを子ども宛に送ってくる別居親(Harassment / Child Abuse

 

支払っていない習い事の月謝を催促されたら

それを根に持ち、子どもが大好きなのにクラブから無理に脱退させる親

   ( ?これって何にあたるんですかね、意地悪? )

 

アル中の親 (Alcoholic)

薬中の親 (Drug Addict / Junky)

その中毒ゆえに、子どもの世話がろくにできない(Negliect)などなど

本当に胸の痛くなるような話をたくさん見聞きします。

 

ちなみに

HarassmentAbuse はどちらもしつこく心身を傷つけると言う共通点があるようですが

違いが大きいように感じました。

Harassment はどちらかと言うと相手を辱めたり侮辱したりと

社会的・道徳的に使われがちな感覚がある一方、

Abuse の方は心身を執拗に痛めつけ、傷つける行為に感じました。

合ってますかね。。。

 

そしてそういう友人・知人に対して有益な助けにならない自分がなんとも

Hopeless, Helpless, Useless & Powerless って感じて悲しいです。

 

ああ、こんな英単語の覚えるなんて、夢にも思わなんだ・・・