ご法度のはずだったんじゃないの?

私が英会話を習いたての頃のこと、

アメリカ、カナダ、

オーストラリア、ニュージーランド

グレイトブリテンアイルランドなどなど

国籍は違えども、先生のほぼ全員が

ほぼ同じことを言っていました。

 

それは

 日本人は出会ってすぐに年齢を訊いてくるので驚く。

 年齢を尋ねること、特に女性に年齢を訊くのは失礼なので、

 外国人は訊かない。

 

そして

 日本人は、無表情で人のことをじっと見てくる。

 人を凝視するのは失礼だ。

 

当時大変素直だった私は

「確かに日本人は

 年を訊くし、人をじっと見る癖があるかも。

 でもこれって

 外国では失礼、ご法度なんだ」と

心に深く刻みました。

 

 

ところが

このルールはユニバーサルではないらしい。。。

 

とある国のとある田舎町の老若男女

ご法度のはずなのに

いとも簡単に、何の躊躇も遠慮もなく

年齢を訊いてきます。

 

たまに

工夫というか、あざとい戦略で訊いてくることがあって

「なるほど、そう来たか」と思います。

例えば

「ご両親は何歳?」とか

「兄弟(姉妹)は何歳?」とか。

 

または

こっちが訊いてもいないのに、

いきなり自分の年を言ってきて

「で、君は?」と言う奇襲も・・・

 

私はたいてい

「コンフィデンシャルだから、

 そう簡単には教えられない、残念!」

とかなんとかごまかそうとしますが

納得しなくてしつこいのは、子どもたちです。

適当な数を言うと、

たとえ30歳と言っても絶句、

じゃあ50歳!と言っても絶句です。

彼らにとっては

どっちも信じられないほどのでかい数なんでしょう。

そこで

「君のママと同じかな」と言ってみたら

「じゃあ21歳だね」とかわいいのもありました。

 (この子が8歳なので、ママは13歳で彼を産んだのか?・・・(-_-;)

  お母さん、嘘だとしたら21歳ってちと半端では?)

 

 

このとある国のとある田舎町の老若男女

ご法度のはずなのに

人をかなりの間、無表情でじーっと見ます。

穴が開くほどとはよく言ったもので、視線が痛い・・・

 

でも

視線が合うと目をそらしたり

恥ずかしそうに微笑む人もいなくはありません。

こっちもホッとします。

それに対して

全く無表情で微動だにせず、

こっちが微笑んでも

ただただじーっと見続ける人もいて

居心地の悪いこと。。。

 

このご法度破りは

このとある国のとある田舎町だけなのか

はたまた他所でもそうなのか

いつかぜひ探ってみたいものです。