アジア人が多すぎる!? ステレオタイプその2

このとある国のとある田舎町

田舎も田舎、

ものすごいド田舎なんですが、

意外や意外

日本人が思ったより多く住んでいて

偶然お会いして話をすることが時々あります。

 

最近会った日本人との会話で

興味深いことがありました。

 

ある方いわく

「ここは良い所ですね、

 だって

 とある国のネイティブがたくさんいるもの。

 私のいた都会ではアジア人ばっかり、

 とある国人を探すのが大変。」

 

   ・・・

 

また別の方

この方、英語が超うまかったので

「てっきり、とある国の方だと思いました」と言った私に

「カーリーの金髪ヘアにしてるからそう思ったの?」

 

   ・・・

 

なるほど そうか

どちらの方も

このとある国のネイティブが白人、

もしくは

カーリーで金髪だと思っているんだなあと気づきました。

 

このとある国

歴史的にはヨーロッパからの移民の国で

いわゆる白人がとても多い国ですが

その後いろいろな国からの移民がやってきて

いわゆるマルチカルチャー、マルチナショナルの国と言われています。

 

 (実情は差別や分離が根深くて、マルチとはとても言い難い気もしますが

  それを語りだすととても長くなってしまうので、それはまた今度・・・)

 

だから

たくさんのアジア系ネイティブ、

しかも

中国系、東南アジア系、インド系、日系、韓国系の ”とある国人” と

それはそれは盛りだくさんです。

さらに

アフリカ系、南米系 アイランダー系と言った褐色肌の “とある国人” もいれば

いわゆる

中東系、アラブ系の “とある国人” もいます。

そして

忘れてはいけないのは、とある国の indigenous 

白人以外の “とある国人” というか

この方達こそ、実際はとある国のネイティブそのもの。

 

私の通っている柔道クラブにも

外見上アジア人生徒が何人かいますが

私以外、国籍はみんな “とある国人”

つまり

ここのネイティブ、とある国生まれのとある国育ちです。

 

ただ

外見はご両親から受け継いだオリジナルの民族的外見、

シンガポールブルネイ・フィリピン・ベトナム・韓国系などで

とある国人のステレオタイプである、白人・碧眼・金髪ではないだけです。

 

  (だから、入部したての頃は

   子どもたちはみんな、私も英語がペラペラだと思って

   始めからまあ容赦ないマシンガントークで 私は目が点、

   あまりに的外れの受け答えをする上に、

   話す英語もトツトツとして、しかもなんか変な発音の私、

   今度は彼らの目が点・・・トホホ)

 

アジア人がいっぱいいると言っても

もしかしたらいわゆるアジア系の “とある国人” かもしれないし

いわゆる “とある国人” とは肌の色が違いますが

有色系の “とある国ネイティブ” かもしれません。

 

にもかかわらず、

なぜか日本人の中では

ステレオタイプで ”とある国人” を思い描いているんだなあと思います。

 

こう書いている私自身も、例えば

 ”外国人” と言う言葉を聞いた時に

中国・韓国・東南アジア系の人を思い浮かべるだろうか・・・

確かに すぐ浮かぶのは、いわゆる西洋人かもしれません。。。

そう考えると

あらためて興味深いなあと思いました。

 

ステレオタイプについて以前も書きましたので

良かったらそちらもお読みくださいませませ。 

 

krista-zakki.hatenablog.com