" ほんとにフリーなフリーランス " のドアを開ける鍵

とある国

個人の自由意志(意思)に反して

コロナウイルスのワクチンが強制されていると

大規模なデモが起こっています。

ワクチン証明なしには、

クラブ、映画館、美術館や劇場などに入場できないし

飛行機にも乗れないからです。

それで

「自由とはなんぞや」と考えていた矢先

特別お題が「フリーにはたらく」ということだったので

チャレンジしてみました。

 

「フリーにはたらく」と言えば

すぐ浮かぶのがフリーランス

「フリーにはたらく」の代名詞のようで

彦摩呂さんじゃありませんが

「まるで自由の宝石箱やあ」って印象です。

でも何事も完璧なものはないようで・・・

 

フリーランスを実はフリー足らしめない原因として

2つのファクターがあるように思います。

 

1つは自分の不安から自由になれないこと

 

 知人のライターは

「この仕事を断ったら次がないかも」と怖くて

 無理して仕事をたくさん入れてしまうそうです。

 そして

 幸か不幸か仕事は順調に入って来るものの

 会社勤めしていた以前よりもずっと忙しく

 時間的にも精神的にも余裕が無くストレス全開

 充実と呼べる範囲を超えてしまっている今

 時折自問するそうです。

 「なぜ退社してまでフリーランスになったのか」と。

 

・・・確かに・・・

 

逆に

時間がたっぷりあっても

思ったように仕事が無いと

心の自由・余裕どころか

今度は収入面や将来面で不安がムクムクと・・・

なんせ定期的に入ってくる固定収入がないし

この先大丈夫なのか私・・・と

やっぱり心が晴れ晴れとはいきません。

 

「フリーにはたらく」と言うことには

自由に働く時や勤務時間の長さを選べること

好きな仕事、向いた仕事を選べることだけではなく

実は

心の自由・余裕が大きく影響するなあと思いました。

 

 

2つ目は、常識(世間)から自由になれないこと

 

 私の友人に忙しいイラストレーターがいますが

「いつも家にいて時間の融通が利くはずだから

 自分のことばかりしてないで(←え?何これ)

 少しは地域のために何かしなさい」と

 自治会役員、しかも重要ポストを押し付けられました。

 忙しい仕事の合間をぬって

 煩雑・複雑な慣習を含む書類処理に走り回った1年間

 やるからには手を抜かないと徹底的に滅私で働いた1年間

 任期を終えた彼女、一言

 「やったったわ・・・」

 燃え尽きていました。。。

 

・・・かわいそすぎる・・・

 

なんだかんだ言って

まだまだ会社勤めが一般的なのか

在宅フリーランスの仕事の大変さが

周りの人、近所の人に

なかなか理解されていない気がします。

 

自分で食っていくためには働かないといけないので

それならばなるべく心軽やかに

自由な気持ちで楽しく充実💓

こんな風に働きたいところです。

 

心の不安には自分の力量を信じる勇気で、

世間には自分の状況に応じてNoと言う勇気で

立ち向かうしかないのかもしれません。

でも

これまた何事も完璧なものはないので

自由を手に入れる代償として

もしかしたら失うものもあるかもしれない・・・

そう覚悟をする勇気も必要かも。

結局「フリーにはたらく」ことには

個々人の価値観が色濃く出るのだと思います。

 

自由は勇気と覚悟をもって

勝ち取るものなのかも知れないなあと思いました。

 

そうは言っても

口で言うだけなら簡単、実行はなかなか難しい・・・

特に2つめは個人の問題と言うより

社会や人間関係の問題で、悩ましい限りです。

 

それでも

勇気と覚悟は自由への扉

「フリーにはたらく」ためのドアを開ける

鍵の一つかもしれません。