日本のガーデニングも開拓だったお話

とある国のとある田舎町の

ガーデニング” はまるで ”開拓” みたいだと以前書きましたが

帰国してみると

実家の庭がジャングル状態になっていて

この草取りも負けず劣らず そこそこの “開拓” なみだった・・・と言うお話です。

 

ススキみたいな細長い葉を持つ雑草が生い茂り

地面が全然見えない、

防草シートも突き破って生えてる・・・

しかもこの雑草、ドクダミも顔負け、全く抜けない!

そこで掘り起こしてみると、

道理で抜けないはずだわ、笹みたいに地下茎が蔓延ってる・・・

おなじみ?ドクダミとか猫じゃらしを差し置いて

我が物顔に庭を席巻する新顔

「お前は何やつ?」と 目の前の箱でググってみると

名前はどうやら “チガヤ” と言うらしい。

 

だいたい名前が "チ(千)ガヤ" なんて

1000年もの間ガヤガヤとしつこく茂り続ける感じ

 (本当はガヤは “茅” の一種と言う意味らしい)

検索したサイトによると

「多年生で地下茎で育つので撲滅が難しい」と

なんとも希望が無くなるような記述・・・

それにもかかわらず

花言葉はなんともしおらしく「みんなで一緒にいたい」とか・・・

そっちは末長く一緒にいたいかもしれんけど、こっちは No thanks 

この庭をなんとかせな!と

暑い中、帽子に長袖・長ズボン、首にはタオルと言ういで立ち

群がる蚊には 蚊取り線香と虫除けスプレーの完全防備で立ち上がった私・・・

 

そして

開拓とも言える大自然との戦いが火蓋を切った 🔥・・・

 

1ヶ月あまり、

大小のシャベルに鋤と鍬で

ただひたすら根を追って

モグラのごとき長い穴を掘る・・・

地下茎はかなり取ったつもりですがやっぱり取りきれず

時折、ひょろっとしたのが地上に出てくる。

その度に掘ってみると、やっぱり地下茎が出るわ、出るわ・・・

それで、またもその地下茎を追って

これまた モグラのごとく長い穴を掘るわけですが

悔しいかな、やっぱり途中で切れたり深すぎて掘り切れない。

 

そこで

ガチンコ勝負を挑む中にあって ちょいとチート感があるものの

腕力だけでなく除草剤と言う化学の力も動員。

 顆粒タイプ・・・土に撒いて、雑草を生えにくくする

 液体・・・雑草の葉や根に直接かけるタイプ

この2種類を駆使!

追って、掘って、撒いて、かけての繰り返し

なんとか数ラウンドの戦いを終えました。

 

今の所、チガヤ の気配はまだ!?なし・・・

そろそろ とある国の田舎町にも帰らんといかんので

除草剤と自作の合言葉「葉っぱが出たらすぐ散布」を家人に託した次第・・・

 

もし良かったら、”ガーデニング” についての過去記事も

読んでいただけると嬉しいです。

 

krista-zakki.hatenablog.com