呼吸が命?英会話と柔道

とある国のとある田舎町の生活では

毎日英語を使わないといけません。

それで

英会話はたかが会話、されど会話だと

つくづく思います。

 

ある時、ある人との会話は実にスムーズに運びます。

相手の言っていることが手にとるようにわかり、

それで気を良くしているためか

英語もすんなり出てくるので

その時の私はまさに無敵感に酔い

「私の英語は無問題!」と言った気になります。

 

ところが

所変われば品変わるではありませんが

場所と人によって理解力も会話力も全然違い

相手の言っていることが全くわからなくて

それでパニックになるのか

英語もなぜか出てこない・・・

その時の私はまさに

「私のレベルでは全く歯がたたんのだぁ」とがっくり・・・_| ̄|○

 

ふりかえってみると

私は連れ合いの言うことがほぼ 100% わかるので

言語面ではあまり不安を感じずに

このとある国、とある田舎町にやって来たように思います。

このとある田舎町とは全く違う都会、違う場所とは言え、

以前、英語で語学留学もしていたからです。

 

ところが来てみてびっくり、大ショック。

つれあいの家族の言っていることがほぼわからない

地元の人の言っていることが聞き取れない・・・

もうパニックというか、

「あんなに勉強してきたのは何だったんだぁ!」ともう絶望に近い感じ。

 

なんせここは移民の国

ほとんどが白人とは言え、背景は色々です。

会話内容が全然わからないどころか

英語にすら聞こえないことも。。。(-_-;)

始めのうちは

「 “ ダーリンは外国人 “ で通訳」でした。

 

英語がわからない理由を

強い訛りやアクセントのせいにしたいところですが

どうやら原因は、それだけでは無いようなんです。

何というか

相手のリズムに乗れないと言うか

相手と呼吸が合わないと言うか・・・

特に最初の文章に乗り遅れることが多くて

「なんやて?」と何度も聞き返してみて

なんてことはないシンプルな英語とわかり

愕然とすることしきり。。

結局、英会話の出来不出来は相手次第?

相手との呼吸次第で変わることも多いのかもしれません。

 

そこで はたと思い立ったのが柔道

柔道の練習で

技をかける人を「取り」受ける人を「受け」と呼びますが

上手い受けに当たった時は

技が面白いようにスパン スパンと決まり

その時の私はまさに

「この技、絶対私の必殺技だわ」とまたまた無敵感にひたりますが

うまくない人とやると同じ技でもすごくやりにくくて

「ああ、ちっともかからん、だめだぁ」となります。

 

リズムと言うか間合いのとりにくい人もいて

約束稽古の時でさえ、全く息が合わないことがあります。

 

英会話も柔道も相手の呼吸に合わせる、

相手のリズムに乗るところから始まるのかもしれないと思います。

だから

できた、できないと一喜一憂せずに

わからない、できない時は密かに相手の呼吸やリズムのせいにして!?

継続は力を信じて、柔道も英会話も頑張ろうと思います。