OとX

とある国のとある田舎町に帰って来て感じるのは

人との身体的距離が親さの表れだと言うこと、

だから

親しい人同士だと距離がとても近い。

つまり

平たく言うとハグ(hug → O)のことですが

 親子はみんなハグ

 兄弟姉妹もすぐハグ

 友人同士も照れつつハグ

 恋人同士はもちろんハグ

 女性・女子は なんだかんだで すぐハグ

 男性は礼儀で女性を軽くハグ、

  たまにおまけで?頬に軽くキス(kiss → x)

 男性同士はと言うと握手が多いけど

  女性より短時間でハグし合うこともある

  擬音を使って表すと、

  女性がギュってした後に優しくナデナデって感じなのに対し

  男性はガシって感じの後に素早くバシバシッ・・・で突き放す感じ。

 面白いのがティーンや若い男子同士、

  ハグもするけど

  よく覚えたねぇっていう感じの特殊な長い握手みたいなのが多い。

  そうじゃなければ

  握手したまま、相手をグイッと引き寄せて肩と肩をぶつけるみたいな・・・

 

一般的なハグですが、

すぐハグする hugger ? もいるし

心を込めてギュッとハグする人もいれば

軽くふんわりする人もいる・・・

 

そう言えば

熟年カップルは

人前であんまりハグしてないかもしれない。

だけど手を繋いだり、腕を腰に回したり、肩を抱いたりと

体のどっかが触れ合ってる気がします。

 

反対に

親しくない人と身体を触れ合うってことには いたって敏感、

柔道の固技、押さえ込み に耐えられずに止めてく子までいるほど・・・

だから

ハグできる間柄ってのが自ずと発生します。

それで

家族でハグし合わないと

絶対何かしら問題があるってことがバレます。

夫婦離れて立ってただけで、

何かあったかと勘ぐられることも・・・

 

だから親しければ親しいほど

身体的接触が多いので

これじゃあコロナが広まりやすいし

なかなか無くならないってのも無理ないなぁと納得。

 

コロナと言えば

感染者数は増えているんですが、

マスクをしている人は、もはや少数派

「コロナ?もうどうでもいいや」とばかりに

大いに集い、飲み、語り、ハグにキスし合っています。

むしろ

コロナで我慢した分を取り返すがごとく

ハグ・キス・ハグ・キス( o x o x )・・・

 

私も今でこそ、平気でハグができるようになりましたが

最初はどのくらいの程度でするのか

どのタイミングでするのかもかわかんないし

頭をどっち側にしたら良いのかとか ぎこちなかった。。。

そんなぎこちなさ丸出しの私に対して

とある田舎町人も日本人にハグしたもんかどうかみたいなのがあって

どっちもギクシャクしてましたが、

今はお互いに慣れっこになりました。

 

何事も慣れですなぁ。