ギャンブラーな旅人との出会い

時として面白いことが起こります。

 

つれあいと図書館で待ち合わせをしてたんですが

待っている間にロビーで本を読んでいると

ヨーロッパ系、旅行客風の女性が

しばらくここで本を読んでいるかと訊くんですよね。

それで そうだ と答えると

郵便局に用事があるので、ちょとの間、自分の荷物を見ててくれないかと。。。

見ると大きなバックパックにギター。

貴重品は自分で持っているとは思いますが、ギターって・・・

 

楽器なんか見知らぬ人に頼んで大丈夫なん?って思ったのですが、

郵便局はすぐ近くだし

そう長くはかからないだろうと とりあえずオッケーしたんですが

大きなガラス窓から見える外の芝生の上に

館内に運び込んだ大きな荷物以外にも荷物がある。。。

そのスーツケースやら手提げ袋や何やらを開けて

そこら辺いっぱいにお店を広げてる。

その中からいくつかの品をピックアップしてからようやく郵便局へ。

 

その後、いくら待っても帰って来ない・・・

そのうち連れ合いが来たんで事情を話したら、

「じゃあコーヒーでも飲んで待ってよう」と言うことになったのですが

コーヒーが半分くらいになっても戻って来ない。

外のスーツケースも気になるし・・・

 

  ちなみに

  私がよく行く大きな図書館内にはカフェがあって、

  借りた本を読みながら、コーヒーや軽食を取れるんです。

  店内でも、take away してロビーでも飲食できます。

  CDショップや書店内にカフェがあることが多くて、

  最初はちょっと不思議な気がしました。

  考えてみたら、日本でもカフェが入ってる本屋さんはありますよね。

 

話を戻しますが

あまりに彼女が帰って来ないので、

正直ちょっと心配になりました。

まさか荷物に爆弾とか仕掛けてないよね ・・・😬 みたいな。。。

 

ようやく彼女が向こうから戻ってきたと思ったら、

電話をかけつつ、外のスーツケースからまたも何やら取り出して

走って郵便局へ・・・(多分ね)

コーヒーもすっかり飲み終えてしまい

ようやく彼女が戻ってきたのが40分くらいしてから。

 

つれあいも私もすっかり待ちくたびれながらも

「用事は片付いたの」と訊くと全てオッケーだと。

つれあいを見てびっくりしたようでしたが、お礼を言うので

「どういたしまして。それより、私のことを信用してくれてありがとう」と返すと

「見るからに人が良さそうに見えたから」。。。

 

     ・・・・・・

 

これって褒め言葉なのか・・・😯

 

一人旅のようでしたが、ある意味 すごいギャンブラー

見知らぬアジア人がギターを持ってトンズラするかもしれないとは全く思わなかったのか

それともチビの私には大きなバックパックが運べないとふんだか

はたまた よっぽど荷物が多くて重くて 疲れ果てていたのか、

額面通り?私がとても人が良さそう、もしくはとても良い人そうに見えたのか。。。

 

その「人が良さそうな私」は

心の中で、一度は彼女を爆破犯人かもと疑いましたけどね・・・😅

 

つれあい曰く

「この国の住人より、外国人の君の方がよっぽど信じられると思ったんじゃないの」

 

     ・・・・・

 

それって喜ぶべきことなのか・・・😧

 

 

いまだに彼女の真意はわかりかねますが、

とりあえず

mission completed!