差別なのか無知や配慮がないだけなのか…

メガン妃とハリー王子が

インタビューに応じ、ドキュメンタリーを制作し、書籍出版などで

王室を離れた後も、人種差別をめぐって王室と対立していると聞きました。

王室に入ったことがない下々?の身としては

実際のところ、差別の意図、もしくは差別意識があったのかどうか

全くのところわかりません。

 

ただ私が想像できるのは

出来上がった環境に入っていく人に対しては

迎える側がよっぽど配慮してあげないと

悪意があろうが 無かろうが、

新しく入っていく人にとっては

言葉一つとっても 傷つくことが多いんじゃないかってこと。

 

特に王室なんていう特殊で閉鎖的、

普通の人々の生活から 大いにかけ離れた世界では尚更じゃないかと。。。

さらに

メガン妃はアメリカ人女優で、確かアフリカ系の血も入っている女性ですよね。

肌の色などの話題は、とてもセンシティブな問題だと思います。

王室という伝統的で特殊な世界に入っていくのには

大きな期待や夢と共に

それ相当の覚悟や不安があっただろうと想像するに難くありません。

 

人がほとんど移動しない この とある田舎町 に来た私の経験と

王室に入ったメガン妃のを比べるなんて

何とも僭越、図々しいし、深刻さも違うっ!と100も承知で言うんですが

この とある田舎町も、王室同様にかなり閉鎖的

新しい人や新しい物を迎え入れるのがあんまり上手じゃない・・・って言うより、

「後から来たよそ者なんだから お前がこっちに合わせろよ」って感じだと思います。

でも

一旦親しくなるとけっこう親切で、優しかったりするんで

「惜しい!始めから、いや始めこそ優しくしてよぅ」って思います。

 

私に対して親戚が Nip と言う言葉を使いました。

この言葉は世界大戦中

とある国が使っていた日本人に対する侮蔑語だそうです。

その方、お年を召した男性なので

当時使っていたその言葉しか知らないのか、

この土地では何もかも短縮形を多用するので、単にそのつもりかも知れません。

つれあいがえらく怒ったので、このNip は1度だけでしたが、

Jap は女性がけっこう使います。

お上品にアフタヌーンティーなどを召し上がっている女性から

この言葉を最初に聞いた時の驚きと言ったら!

私のアングリ開いた口から 

コーヒーがダダ漏れしていたかも知れません。

 

その方々が私に対して人種差別をしているのか

差別じゃなくて単に短縮形を使っているだけじゃないかとか

ただ単に、その言葉がここでは一般的なのかとか

相手のことなので、断定するのは難しいのですが

差別的ニュアンスのある表現だと知っているこちら側からしたら

聞いていてあまり良い気分ではありません。

 

ちなみに

ここでは黒人に対しては Negro が一般的呼称のようなんですが

この表現って確かやっぱり差別的表現として認識されたはずで

専門家が 専門的に人種を語る以外、今は 

African-American が一般的なんじゃないかなと思うのですが。。。

よその世界によっぽど興味がなければ

この閉鎖的な田舎には

そう言う情報が入ってこないのかも知れません。

 

義母は私を「背景の人(background person)」と呼びましたが

どう言う意図があったのか、

background person が何を意味するのか わかりませんでした。

でも

background ってことは 少なくとも main じゃないよってことで

自分の家族、つまりアングロサクソン系白人家族と

アジア人である私に一線を引いたのかなあってことで

私としては少なからずショックでした。

これは人種差別だったのか・・・

それとも義母が

私個人に対して何かしらの否定的感情を抱いていたのか・・・

今はもう亡くなっているので確かめようもありませんけどね。

 

結局

相手がどう言う気持ちなのかは計りかねますし

それが悪意なのか無知なのか、差別なのかも断定できません。

個人的な何かしら否定的な感じだけなのかもしれませんしね。

 (「差別じゃなくて、ただ嫌われてるだけ」って分かっても

   「なぁんだ、良かった~」とはならないですが・・・😢)

ただ

迎える側によっぽどの配慮がないと、

何かしらの意図、差別意識があろうがなかろうが

大きな期待や夢と共に

それ相当の覚悟や不安を持って

勇気を出して新しい所に飛び込んできた人にとっては

たとえ言葉一つとっても

たとえ些細なことのようであっても

鋼の心を持つ私みたいな鈍感な人間であっても

やんごとなきお方であっても 

傷ついちゃうことがあるんじゃないかって言いたかった。。。

 

国際語のネイティブスピーカーにはわからない

 このとある田舎町にも

 100均みたいなお店があります。

   (100均よりちと高め、最低で3ドルくらいかな)

 私たちもよく行きます。

 

 クリスマスやイースターなどのビッグイベントの前だと

 ここでパーティー用品、

 例えば 紙コップや紙皿

 テーブルのあちこちに飾る平たいキャンドル

 ナイロンバッグやプラスチックのカトラリーなどを買う人で

 店内は人がいっぱい

 キャッシャーに並ぶ人の列も長い。

 

 ある日

 支払いをしようとキャッシャーの所にいると

 移民と思われる褐色肌の男性がひょこっと反対側から来て

 私たちの前に。

 

 つれあいもキャッシャーも

 「みんなが並んでるんだから、最後尾について」と何度も言ったのですが

 多分英語がわからないんだと思う、

 そのまま当惑した顔で その場に立ちつくしています。

 キャッシャーは私たちの勘定を済ませると

 黙って彼の勘定を・・・

 

 つれあいも後ろの人も

 「disrespectful(無礼だよ)」とヒソヒソ…

 

 確かに並ばないで割り込んだ形だから

 無礼と言われちゃ無礼、おっしゃる通り!・・・なんですが

 慣れない国で 

 しかも

 英語がわからない故の挙動かもしれないと

 無礼って責めたてる前に

 もう少し何かしら考慮してあげたり

 丁寧に説明してあげたりしてもいいんじゃないか・・・と

 ちょっと思いました。 

 

 一度クリーナーの求人案内に

 「英語ができない人 お断り」と出て、物議を醸したことがあります。

 クリーナーにどこまで英語が必要なのかってのと

 英語ができないと言う理由で、

 始めから機会を与えないのは 差別にあたるからです。

 

 法的には英語ができる、できないで差別してはいけないとなっていても

 その一方で

 「この英語圏に来た以上、英語ができて当たり前だろう!」

 「英語ができないんだから、不当に扱われて当然だろう!」

 って言う圧力はかなりあります。

 

 日本ではどうなんだと考えてみると

 移住して来た外国人に対して

 大戦前後の異常時は例外として

 日本に来た以上、日本語を話せて当たり前だろう

 なんて言ってないと思うんですが、どうなんでしょうかね?

 

 サービスセンターなどに電話をかけた時

 オペレーターのアクセントが強かったりすると

 つれあいは毎度必ず「君はどこ出身?」と訊きます。

 単なる興味からの質問だと言っていますが、

 私がオペレーターだったら 気圧されるか 

 その場でくじかれちゃうと思いますね。

 暗に

 「あんたの英語はわかりにくいんだよ」

 「アクセントでネイティブじゃないってすぐわかるんだよ」

 って責められてる気がするからです。

 

 つれあいは とある田舎人にしては珍しく

 数ヶ国もの外国に何度か行ったことがあり

 それぞれの国のアクセントにもある程度慣れているので

 本当に悪気はないんだろうと思いますが

 サービスや問い合わせ内容に関係ないのに

 なんでそう言うことを訊くのかなあ

 そう言うことを言う必要があるのかなあと 毎度思います。

 

 そう言えば

 一度、某国際便のフライトアテンダント

 「国際線を使うなら、英語ができて当然でしょっ」

 とイライラしながら言っているのを聞いてしまったんですが、

 正直驚きました。

 

 国際語となった英語を母国語に持っている人って

 苦労して外国語を身につける必要もないから

 ノンネイティブの気持ちや努力

 フラストレーションなどがわからないんですよね、多分。

 

 国際公用語が英語じゃなくて人工語、

 例えばエスペラントとかになったら

 誰もが勉強しないといけないから公平なのに・・・って時折 癪に思います。

OとX

とある国のとある田舎町に帰って来て感じるのは

人との身体的距離が親さの表れだと言うこと、

だから

親しい人同士だと距離がとても近い。

つまり

平たく言うとハグ(hug → O)のことですが

 親子はみんなハグ

 兄弟姉妹もすぐハグ

 友人同士も照れつつハグ

 恋人同士はもちろんハグ

 女性・女子は なんだかんだで すぐハグ

 男性は礼儀で女性を軽くハグ、

  たまにおまけで?頬に軽くキス(kiss → x)

 男性同士はと言うと握手が多いけど

  女性より短時間でハグし合うこともある

  擬音を使って表すと、

  女性がギュってした後に優しくナデナデって感じなのに対し

  男性はガシって感じの後に素早くバシバシッ・・・で突き放す感じ。

 面白いのがティーンや若い男子同士、

  ハグもするけど

  よく覚えたねぇっていう感じの特殊な長い握手みたいなのが多い。

  そうじゃなければ

  握手したまま、相手をグイッと引き寄せて肩と肩をぶつけるみたいな・・・

 

一般的なハグですが、

すぐハグする hugger ? もいるし

心を込めてギュッとハグする人もいれば

軽くふんわりする人もいる・・・

 

そう言えば

熟年カップルは

人前であんまりハグしてないかもしれない。

だけど手を繋いだり、腕を腰に回したり、肩を抱いたりと

体のどっかが触れ合ってる気がします。

 

反対に

親しくない人と身体を触れ合うってことには いたって敏感、

柔道の固技、押さえ込み に耐えられずに止めてく子までいるほど・・・

だから

ハグできる間柄ってのが自ずと発生します。

それで

家族でハグし合わないと

絶対何かしら問題があるってことがバレます。

夫婦離れて立ってただけで、

何かあったかと勘ぐられることも・・・

 

だから親しければ親しいほど

身体的接触が多いので

これじゃあコロナが広まりやすいし

なかなか無くならないってのも無理ないなぁと納得。

 

コロナと言えば

感染者数は増えているんですが、

マスクをしている人は、もはや少数派

「コロナ?もうどうでもいいや」とばかりに

大いに集い、飲み、語り、ハグにキスし合っています。

むしろ

コロナで我慢した分を取り返すがごとく

ハグ・キス・ハグ・キス( o x o x )・・・

 

私も今でこそ、平気でハグができるようになりましたが

最初はどのくらいの程度でするのか

どのタイミングでするのかもかわかんないし

頭をどっち側にしたら良いのかとか ぎこちなかった。。。

そんなぎこちなさ丸出しの私に対して

とある田舎町人も日本人にハグしたもんかどうかみたいなのがあって

どっちもギクシャクしてましたが、

今はお互いに慣れっこになりました。

 

何事も慣れですなぁ。

 

とある国 とある田舎町の 年末・年始

国が違うので当たり前と言ったら当たり前なんでしょうが

とある国の とある田舎町の年末、年始はと言うと

クリスマスが何と言ってもメインイベントで

新年はその延長に過ぎない感じ。

晦日に花火こそ盛大に上がりますし、

年末特別番組みたいなのもやってますが

やっぱり日本のお正月のような

「新しい年、希望の年!♪」

「今年も(今年は?/今年こそ??)〇〇を頑張ろう!」

「心機一転」などと言う、何ていうか

「心引き締まる」みたいな気分がありません。

 

「細く長く健康で」を祈りつつ年越し蕎麦を食べ、

108つの鐘の音を聞いて、煩悩が浄化されて新しい年を迎えると言うより

クリスマスの「飲んで食って」と、「いざ バーゲンセールだぁ!」って言う、

ウェイ系 グダグダの流れの中で、気がついたら新年に雪崩れ込むって感じ。

 (このバーゲンセールは Boxing Day Sale って呼ばれてます。

      Boxing Day の語源はプレゼントの箱、

  教会が貧しい人用のプレゼントを箱詰めをしたことが語源らしいです。

  本来26日がメインセールですが、年末までずっとやってます)

 

大体

挨拶だってメインはクリスマスで

Happy New Year は Merry Christmas ! の後に

& マークでちょこっと付け足された感じ。

 

 (ちなみに年越し蕎麦は食べました。

  汁は手作りして蕎麦だけ買いましたが

  茹でたら 細く長くのはずが なぜか散り散りに短く浮かんできた・・・)

 

今年の元日はたまたま日曜だったので

教会でサービスがあったようでしたが(鐘が鳴ってた気がする)

そうじゃなければ

初詣みたいなのもありません。

 (カトリックだけは、新年のミサが毎年あるような・・・)

別に信心深いわけじゃないし、こんな時だけ神頼み?と自分で思いつつ、

初詣に行って心新たに!みたいなけじめをつけたくなります。

 

家族が送ってくれた正月料理の写真を見ると

別におせち料理が特別好きってわけじゃないけど

「ああ、伊達巻・栗きんとんや昆布巻き、お雑煮が食べたいなあ」ってなります。

アジアンショップでお餅が買えたのかもしれませんが

年末には家族・親戚の集まりが多くて力つき、行けませんでした。

 

そう年末・年始は

日本もこの とある国 も家族の時です。

しかし

核家族なんて「家族」は存在しないような とある田舎町

ここに自分の「家族」がない私はまさに アウェイ

人によりますが、

私のような核家族だけで生きてきて、

人付き合いが苦手な嫁には ただの試練でしかない.

ロックダウンで帰国できなかった期間を含め

とある田舎町で迎えるクリスマスやお正月は4回目。

しかも もれなく苦手な義母がついて来た年末・年始・・・

 

特に今回の、つまり昨年のクリスマス時期は盛大。

コロナで集まれなかった分を取り戻そうとするがごとく、

あっちでもこっちでもパリピがパーティー・・・

しかもパーティーも多いけど、いきなり訪問も。。。

大掃除してせっかく綺麗にした床も、あっという間に土足で・・・😭

 

呼んでもらったことは ほんとにありがたいんですが

つれあいは元々兄弟姉妹のえらく多い大家族出身

ただでさえ大人数なのに再婚も多く 超 Extended Family 

連子や実子に孫、ひ孫と増えてさらに巨大化

いとこやら はとこ (second cousin) やら何がなんだか・・・

親戚も、それはそれはもうたくさんいる。。。

 

その中の誰の集まりなんだか よくわかんないパーティーにお呼ばれして

同じような(失礼!すまぬ)白人ばっかいっぱいいて

数回紹介されただけじゃ覚えらんない(全員同じ顔に見える・・さらに失礼!許して)

そして

誰についての何の話しているのか内容も皆目わからず

ただただ愛想笑いの連続で顔が筋肉痛でつる。

 (ちなみに

  この顔の筋肉痛、久々に懐かしく思い出しました。

  私は日本でサービス業に就いていたので、日々 愛想笑いの連続、

  週の終わりには、顔が筋肉痛で引きつる感じで

  まじ 労災申請ができるんじゃないかと思ったほどだった・・・)

 

筋肉痛以外に私が悩まされるのが頭痛。

つれあいは自分が楽しいし、美味しい料理もたんと食べたいので

テーブルと自分の知り合いの間を行ったり来たり。

「側にいるから大丈夫だよ」なんて言ったくせに、私のことなんか忘れてる。

置き去りの私は

なんとか会話を理解しようとする集中と緊張から

ひどい頭痛が起こりました。

3時間ほど経過したし「もうこんな時間だよ」と

遠回しに「帰ろうアピール」をしているのに

それでも構わず食い続け、話し続けるつれあい 💢

 

周りの人も私に気を遣うでもなく、

私の知らない内輪の話やら噂話をしているんで、

ここぞとばかりにバクバク食べれば良いのにと自分でも思いますが

どのタイミングで席を外して食料をゲットするか迷うし

なぜか遠慮が出ちゃう 筋肉痛に頭痛持ちの悲しき日本人。

疎外感と孤独感が半端ない・・・

こんな時期に帰ってくるんじゃなかったと思っても

後悔先に立たず・・・

 

先のこと過ぎると重々承知の上で言いますが

今年の年末と来年のお正月は、

たとえ一人だとしても 絶対帰国して日本で過ごす!と

新年の抱負の中に密かに書き込んだ私でした。。。

 

 

卯年の 2023年が

皆様にとっても飛躍の年、実り多き年でありますように。

大変遅くなりましたが・・・

 あけましておめでうございます

 今年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

年末 100個 チャレンジ

 確か 精神科医 樺沢紫苑先生のYoutube だったと思いますが

 今年が終わる前に

 「やりたいこと 100個」と

 「やりたくないこと 100個」を書き出すと良いと聞いたので

 やってみてるんですが、これがまた大変。

 

 数を稼ごうと

 単に「旅行に行きたい」ではなく 

 行きたい場所・国別などで書き出していますが

 それでも100個にはなかなか届きません。

 

 「もっとお金を稼ぎたい」と大雑把ではなく

 なぜお金がもっと欲しいのか、

 欲しい理由や目的は何なのか

 幾ら位 欲しいのかも細かく書いてますが

 それでも これまた100個となるとなかなか難しい。

 

 「やりたいこと」=「なりたいこと」とも拡大解釈してみますが

 それでも100個って私にとっては相当の数・・・

 一気に集中的に書くと良いらしいんですが

 100個をサラサラと書ける人もいるんでしょうか。

 

     すごい!!!

 

 不満タラタラの自分を考えて

 そうだ!「やりたくないこと」なら簡単かも!と思いましたが

 いやいや、これも 100個となると ほど遠い・・・

 

 ただ道半ばでも、

 なんとなく自分の傾向が見えてきて面白いです。

 それは

 私にとって最大の関心ごとは

 旅行以外には人間関係らしいと言うこと。

  (びっくり!柔道じゃなかった・・・)

 しかも不思議なことに

 人との付き合いは元々苦手で、ストレスが溜まりがち

 できるだけ避けたいことでもあると同時に

 私の中では

 やめたいどころか ものすごく大きな比重を占めていて

 「やりたいこと」にも「やりたくないこと」にも入っているんです。

 いわゆるラブ・ヘイトの関係!?

 

 とある田舎町はものすごい閉鎖社会

 行く所もほとんどないので

 どこへ行こうと、誰かしら知人に会うし

 働けば、誰かしら知人と繋がってしまうか

 知人がいて初めて仕事が得られることも。。。

 

 良くも悪くも人間関係がとても密で、

 人との距離が異常に近い

 だから

 うまく行っている時は良いんですが

 うまく行かなくなると・・・

 ギクシャクしてるぐらいはまだマシで

 下手すると行くとこまで行ってしまい 絶縁ってことも。

 村八分なんかも当然のようにあるし

 家族・親戚内でもまあ色々とあること あること

 

      怖い・・・😱

 

 多分 

 人付き合いをしたくないと言いながら、

 心の中では 仲間外れにも嫌われたくもないし

 できればうまく楽しくやりたいんじゃないかなぁと思います。

 でも

 元々社交的でもないので ストレスフルって感じなんでしょう・・・多分。

 

 やりたいこともやりたくないことも

 どうやら100個は無理みたいですが

 とりあえずは

 「人とは 付かず離れず、良い距離を保って

  人にあまり振り回されない努力をしたい」ってことを

 2023年「やりたいこと」の1つにしたいと思いました。

 

 

    私の拙文を読んでくださった皆様

    今年も本当にありがとうございました。

    良いお年をお迎えくださいませマセ❣️

 

    2023年が素敵な1年になりますように!

 

 

クリスマスの過ごし方 いろいろ

とある国のとある田舎町のクリスマスの過ごし方は

人によって様々

 

教会には絶対に行くべきと言う人も

キャロルだけ聴きに行って雰囲気だけでもクリスマシー♪って人も・・・

 

気の合う人とだけ集まって気楽にパーティーって人も

いやいや絶対 家族そろってのディナーでしょって人も・・・

 

結婚したら 夫婦両方の家族を立てなきゃならないけど

当の子ども達は

実は自分の家族だけで過ごしたいって気持ちもある・・・?

 

もちろん

ひとり静かにクリスマスを過ごしたい人も・・・

 

クリスマスライトは

 これでもかってほど派手派手飾り付けの家もあれば

 静かに控え目にチカチカしてる家も・・・

 かなり凝ってるプロジェクトマッピング風もあれば

 何でか知らんけど、サンタとトナカイと一緒に恐竜が飾ってある所も・・・

 

   写真を撮ったんですが、

   載せちゃうと「何とか権?」の問題があるかも・・

   と心配なので、掲載は残念ながら断念。

   拙宅のクリスマスライト? やって無いんです、残念ながら。

   電気代がバカ高いし

   チカチカさせても誰からも見えない僻地にあるんで・・・😅

   でも

   夜空いっぱいにチカチカしてるものは、1年中いっぱい見える。。。

 

子どもにとって何よりも大事なのがサンタさんからのプレゼント

 驚くなかれ、このとある国

 子ども1人のプレゼントに使う平均金額が なんと 22000円 以上だそうで・・・

 22000円?子どもに?

 使いすぎなんじゃないの?って思いますが

 競争意識がものすごい土地柄

 あの子もこの子もフィットビットやマウンテンバイク持ってる!ってのを考えれば

 そのくらいは使っちゃうんでしょうかねぇ・・・

 ちなみに

 日本はどうかとググってみたら

 昨年より1000円ほど減少したけど、それでも 1人あたり 8000円 ほど!

 

 どこの国でも サンタパパ・ママは大変だ・・・

 

そんなこんなで

なかなか悩ましい季節でもあるクリスマス。

 

世界中で起こっている争いや災害などを考えると

こんなに穏やかに過ごして良いのかと思いながら

やっぱり何となく気持ちが華やぎ

感謝と共に、優しくなれる気がするクリスマス

苦しみのない世界、戦争のない世界が1日も早く訪れますように!と 

祈らずにはいられません。

 

最後になりましたが、

この拙文を読んでくださった方へ

 コロナや風邪・インフルエンザに負けず

    Please have a very merry Christmas 

         &

             lovely happy new year ❣️

 

日本の郊外で 珍しい野生を見た件

日本滞在中の時のこと

実家の屋根の上で

何やら荒ぶる音と数羽のカラスの雄叫びのような声。

 

外に出てみると白いものがいっぱい降って来る!

まさかのボタン雪???

いやいや

雪じゃなくて鳥の羽がフワフワと

風に乗って屋根から無数に降って来る。。。

と言うことは まさかの~!!??

恐る恐る2階の窓を開けて屋根を見ると・・・

 

かわいそうに上半身がほとんど無くなってる鳥が

こっちに足を向けて横たわってる。

多分 元は鳩・・・だったと思われる死骸。。。

血は全然見えず

ただフワフワの真っ白な羽毛が

空に舞い上がるタンポポの種のように

そこから無数に飛んでいく・・・

 

日本で初めて見た野生の食物連鎖だったけど

汚いとか 残酷だとか 生々しいとかの感情は全くしませんでした。

むしろ「元 鳩 」の白い羽毛が、

体から散り散りになって天に昇って行く魂のようで

なんとも神々しいと言うか、神秘的と言うか・・・

 

私が「元 鳩」を片付けようと屋根に降りると

近くの電柱に停まっていたカラスたちが

「近寄るな」とでも言うようにものすごい声で鳴きました。

 

私も餌食にされてはたまらんので

慌てて屋根から降りて 雨戸を閉めましたが、

その後もかなりの間、ゴトゴトと物音が。。。

 

翌朝

恐る恐る雨戸をあけて屋根を見たら

羽毛のベッドだけが残り

鳥の体は跡形もなく消えていました。

素晴らしい食べっぷり!

 

近頃、生ゴミは厳重に袋に入れられ

指定袋の上にはカラスの嫌いなネットもかけられて

ゴミを漁れなくなったから野生の血が目覚めたのか

拙宅の屋根を通り道にしている猫が狩って

そのおこぼれをカラスが食べていたのか・・・

 

これって本来なら 多分ごく自然なことで

カラスと言えばゴミ漁り!

みたいに考える方がおかしかったんだろうなと

あらためて思いました。

 

とある田舎町では

狩りをする鷹をよく見かけます。

大きく旋回していて、その円が徐々に小さくなったかと思うと

徐々に下降して最後は一直線に急降下。

ウサギかノネズミ、小さいイタチかなんかがやられたかなあ・・・と

ごく自然に考えるんですが。。。

 

日本の郊外では珍しいので、興奮冷めやらぬうちに

とある田舎町にいるつれあいに電話でこの話をしたんですが

やっぱり 反応 薄っ!

とある田舎町では こんなこと日常茶飯事ですからね。

 

ちなみに カラスと言えば

とある田舎町のカラスは

とある国の中で 一番肥えてると言われてます。

なんせ 車がないと生活できない田舎町

ほぼ100キロ走行の田舎の道路では

かわいそうなんですが、交通事故死する動物がいっぱい。

いわゆる Road Kill ってやつで

もう5mおき位に、野生動物の死骸が累々と・・・

これも食物連鎖の一種なのかはわかりませんが

この田舎町のカラスにとっては 食べ物の出どころなんかどうでも良く

兎にも角にも 毎日、毎食 大ご馳走(feast)です。